認識の違いについて~エキセントリックで尖った女性からの

Whiteh◉le on Twitter: "女の人だからこういう扱いされるのかな。男の場合「気が狂ったおじさん」扱いされることは少なそう。あるとしたら露出狂とかかな。 若いときだって、女だとエキセントリックで尖ってると言われるけど、男だと同じことをしてもさほど目立たない、奇異に思われないということはありそうだ。" / Twitter

ちょっと考察。

この人はどちらかというとリベラル・フェミ寄りの思考なのだろうから、ちょっと認識が自分(保守・マスキュリズム)とは違う。ただ、そこもちょっと面白いかなと思った。

まず、

>男の場合「気が狂ったおじさん」扱いされることは少なそう

 

ここについて。

男は序列の生き物というのがある。だから、自分が序列が低いと自覚している場合、というか、相手が序列が下と認識している場合、まあ、発言権はないと。あっても「わきまえる」

良くも悪くも男は「わきまえる」から、「気が狂った」発言をしない、もしくは、発言権を与えられない、もしくは、若いうちに矯正されると。

 

対して、女の場合は矯正されないってのがあるのか。「わきまえない」女と、気がくるった女とは紙一重というか、発言が妥当ならいいのだが。

>若いときだって、女だとエキセントリックで尖ってると言われるけど、男だと同じことをしてもさほど目立たない、奇異に思われない

 

こっちについては、プラスとマイナスとあるのだろう感じ。まあ、具体的に何をイメージして言ってるのかわからないが、たとえば企業の面接で同じような「エキセントリック」なことを言ったとして、どうなるか。女だと「エキセントリックで尖ってる」とされて、男だと目立たないか。

 

まあ、ありそうなのがあれだなあ。基本、そんなに差異はないのだろうけど、「男だと目立たない」ってのは、言い換えれば「無視される」ってことだと。

「奇異に思われない」ってのは違うだろう。正解は「奇異に思われても無視される」で、女だと「エキセントリックだと評価される」

というのが、マスキュリズム的な「魅力資本」を考えに入れた解釈となる。

 

若い女には魅力資本があるので、変なことを言っても「天然」で許されるのが、男の場合はただ「変な奴」で終わって、まあモテもしないし、仕事でもずれてると矯正されるだけだと。

ここで、男女隔てなく新人を育てる文化の企業なら、女だろうと矯正されるだろうが、そうじゃなくて、お客様扱いでチヤホヤする職場もあり、そうなるとその女は30過ぎて「気が狂ったおばさん」となると。

 

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まとめると、

・気が狂ったおじさん、というのは発言権が与えられないし黙殺される。かつ、男は序列を意識するので「わきまえる」

・対して、気が狂ったおばさん、というのは序列を意識せず、空気も読まないし「わきまえない」ので、表に出がち。

・もちろん、「あの人はさあ」という「変な人」も男でいる。そこで、仕事が出来るなら許容されて、仕事が出来ないなら無視される。

 

ここまで、「おじさん」「おばさん」の話

・若いうちの発言について、まともな企業なら男女で差はつけない。けど、「若い女だから」と容赦されるケース、というのもあったり。

(ここは考察すると難しいかもね。オッサンは若い女に嫌われたくない、オバサンは若い女に強くあたると「お局」とか扱いされかねないから、そこもリスキー、とかね)

・問題は異性関係か。女の変人は性的魅力でカバーされても、男だと難しいか

オタサーの姫じゃないが、「友達はいないが、彼氏のいる女」というケースはあると。もっと極端なのだと、10歳以上年上の男からしか相手にされない若い女

 

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まあ、全体的な結論としては、「男だと面白がられることもなく無視されるだけ」くらいなのだけどね。

(ただ、変人が男性集団で許容される具合と、女性集団で許容される具合の違いとかはまたあるのかもしれない。具体的には男子校、女子校。

男子校で、変人の男は友達が出来るかもしれないが、女子校で、変人の女は友達ができずらい、とかはあるのかもね。ただし、変人の女でも男はできるが、って魅力資本の差異はあるが)

 

**追記

引用RT多すぎて鍵かけられたみたい