インドのアファーマティブアクションは大変だ～暴動記事メモ
「インドの首都ニューデリー近郊で、特定のカーストの集団が、被差別カーストに与えられる公務員採用や大学入試などでの優先枠の割り当てを求めるデモを始めて暴徒化。２０日までに少なくとも４人の死者が出たほか、道路の封鎖などで日系企業の操業にも影響が出ている。」
「州政府は１９日、一帯に外出禁止令を出し、軍を派遣した。」
果たしてこういう新聞記事を引用して、感想を書くスタイルのブログにどの程度需要があるのだろうか？とは思うが、まあ趣味なので。「カースト暴動」という文言が気になって読んだ記事。思ったより大変な事態だ。
アファーマティブアクションについて、逆差別というのは結構言われる。日本だと、女性管理職を数十%目標、というので逆に同じ実力だと男が落とされたり？というような本当かどうかわからない話がたまに出てくるが、そういうやつ。アメリカだと、学力の低い白人が文句を言っていたりか。アジア系は優秀すぎて、優遇がないという問題があったりか。
インドのカースト制度は詳しくないが、もともとのカーストで下位の集団が優遇されている、という反発もきっとあるのだろう。
