感想~【生放送】さやわか×野間易通×東浩紀「オタク批判はヘイトなのか――艦これ、サブカル、カウンター」

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 自分用のメモみたいなもので感想。しかし、ブログ名を「司法試験目指すブログ」とかにしながら、全然勉強してないや・・ 通勤中に本読むくらいか。以下、敬称略で。

 

川上量生の「オタク」に対する捉え方は、斎藤環のそれに準拠しているところがある。「二次元で抜けるのがオタク」といったところ。

・斎藤のそれは、オタクをある種の精神疾患として捉える、というようなところか。著書は「戦闘美少女の精神分析

・その反論として、東浩紀は「動物化するポストモダン」で、そうではなくて、データベース消費的にポストモダン化した社会に適応した(=動物化した)のがオタクだとしたと。

(このあたりは本人の主張も時代によって変わってるところがあると思う。)

・話を戻して、「二次元で抜ける」のはなぜそうなったかというと、モテないから。コミュニケーション能力が低いから、スクールカーストなども関係あり。

・なので、構造的に「差別」される立場、という理解。

・オタクの定義、成り立ちとして、内面化されたものなのか、交換可能なものなのか、などなどオタクの捉え方の違いは登壇者によって色々違う。

 

・川上の理想は、すべて自由。

・川上が「おっぱいぽろり」を規制するのは、日本の法令に違反するから。警察にサーバを押収されれば会社がつぶれる、という具体的な理由があるから。そこは最低限必要だからやる。それ以上は、できるだけ自由であるべき。

ヘイトスピーチうんぬんに対する規制(レギュレーション)というのは、そもそもインターネットは中立で自由なものであるべき、という考えから、積極的にはやりたいわけではないと。

在特会チャンネル閉鎖については、チャンネルを無制限に増やせないというので、レギュレーションが発生したから、とかいった感じらしい。

・サービスプロバイダ、提供者としては、オタク差別も在日韓国人差別も、他人への攻撃ということでは、どちらも困る。サービス利用者に不快になられるのは、商売として困るから。

・なので、極論を言えば、オタク差別も在日韓国人差別も同じ。(といっていいのか)

 

・野間の立場は、オタク差別と在日韓国人差別は全然別物。なので、差別に対するカウンター活動をするのと、オタク差別をするのは矛盾しない。

・野間は、オタク差別は「差別」ではない、という認識。

 

前半はあまりちゃんと見てないので割愛。