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第14回女による女のためのR-18文学賞結果発表と雑感

 

 

y-cybernetics.hateblo.jp

 

決定したので軽く感想。(以下、敬称略)

女による女のためのR-18文学賞

 

大賞受賞
「明け方の家」(「ルーさん」改題)秋吉敦貴
(1979年か、1978年生まれ)
読者賞受賞
「くたばれ地下アイドル」小林早代子

(1992年生まれ、早稲田文学部卒) 

 

 予想通り、なのだか「ルーさん」が受賞。20代後半~30代の人が書いたのだろうな、という印象は当たっていて、30半ばらしい。もう一人のほうは20代前半、もしくは10代という予想は的中。まあ、これくらいは読む人が読めばわかるか。プロフィールはネットにはまだ載っていないので、yomyomのを転記。

 

 選評の選評? 三浦しをんは結構細かい技術的なところに突っ込むな。辻村深月はもうちょっと印象批評か。

 自分のは伝記批評だったり、構造主義批評だったり? いや、ただ感想書いてるだけです。

 

 しかし、yomyomすごいな。

www.shinchosha.co.jp

 

「すべての思春期こじらせ組に。
優しきキャラクターノベルとミステリー」

という雑誌らしい。隔月だったと思ったら、今は季刊でした。しかも、R18の取り扱いはかなり後ろのほうのページ。どうなんだか。

 

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 しかし、この賞自体の扱いはどうなのだろうな。

 応募総数500程度。30~50枚*400字なので、12000~20000字くらい、編集者はだいたい1000字/1分くらいで読むというので、1作平均15分くらい。それを500本なので、125時間? 1日6時間働けるとして20日で、120時間くらい。システム開発用語で言うと1人月ってところかな。合ってるかわからないけど。

 それを数人で分担して、ということなのだろうと予想。

 

 まあ、新潮社といえば、日本ファンタジーノベル大賞を2013年に休止というのがあるのと、R18文学賞についてもどうなのかな、と心配なわけだが、たぶん、運営コストはかなり違うだろうと思う。応募総数同じくらいでも、短編だからね。(300~500枚と30~50枚なので、10倍評価に時間がかかる? )

 賞金も、ファンノベが500万に対して、R18は30万。それでも、これまで豊島ミホ窪美澄、と発掘してきているわけで、実績のある賞。ただ、最近は注目度が下落気味なのかな。

 

 とはいえ、続くと思う。願望もあるかもしれないが、ファンノベとはやはり色々とコストが違う。雑誌掲載か単行本を出版か、というのもあるだろうし。

 地下アイドルの話は面白かったので、小林早代子については少し注目していきます。