タバコ関連めもー2018/2/22

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201802/CK2018022302000135.html
「政府が受動喫煙防止対策を急ぐ背景には、二〇二〇年の東京五輪パラリンピック開催を控えた国際社会からの強い要請がある。だが、自民党が二十二日に大筋了承した健康増進法改正案は、小規模な既存飲食店での喫煙を認めており、規制内容は不十分。」

http://www.sankei.com/smp/politics/news/180222/plt1802220009-s1.html
「「たばこには耕作者や販売店、飲食店などがあり、大きな産業分野だ。収入源がたばこしかない人も弱者だ」」

1.海外は「喫煙禁止」ではなく、「受動喫煙防止」を目的としているので屋外喫煙禁止は緩い。
2.屋内への喫煙所設置では、受動喫煙の防止としては不十分
3.ただ、自民党一強の状況では今回の案が妥協点なのだろうと思われる。禁煙推進派がより強固な規制案を出したとして、オリンピック前に施行できないなら駄目だろうと。
4.マクドナルドの全面禁煙化はなんだかんだ成功だったんだなー、と平凡な感想。

「選択的夫婦別姓」の議論でも感じたが、「例外的夫婦別姓」くらいが海外のスタンダードなのに、情報を省略して議論をそっちへ持って行こう、って動きがあって失敗する、というよくあるパターンなのかなー、という感想。屋内も屋外も完全禁煙なんてのはやってる国はないと。なのに「国際水準」だのなんだので進めようとする欺瞞。
かといって、今更屋外喫煙禁止を緩めるってのも難しいだろうし、うん。

まあでも、世の中的には禁煙へ進んでいくのだろう。正直、嫌煙派の感情的な主張にはうんざりなのもあって、結果だけ知りたいしイチイチ細かい議論を追う気はないなーってところですね。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASK476FH1K47UPQJ00Z.html

アサヒのこういう記事は「考えさせる」ためというより、自分の正義感を満たすためのエンターテイメントという側面が強いのかなあ、と印象。