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山ガールからのレギンス男子(山ボーイ? 山男ではなく)

ファッション(メンズ)

 

 山ガールというと2010年くらいから盛り上がって、ブームは去ったと言われつつも、定着した部分もあるという感じらしいがそのファッションについて。「アウトドア」というところだと、高尾山、富士山など有名観光地めぐりなり、富士ロックなどの「フェス」なり、キャンプなり、市場規模というところではまだまだ堅調らしいが、街中であえて「山ガール」ファッション(ランドネ系?)になる女性というのは(丘サーファーならぬ、平地山ガール?)あまり見かけないと思う。ただ、山にはいくらかいると思う。

 (山ガールの終わりとしては、雑誌ランドネが「女性向け」から今年リニューアルした、というのが象徴的なものらしい)

 

 山ガール以前の登山の格好というと、チェック柄のシャツや原色の化学繊維の服だったりでやけに派手で野暮ったい、シルエットなどもだぼっとしている、という感じだったんじゃないかと思う。色あせた原色の赤のイメージか。

 もちろん今でもおばちゃま、おばあさんの登山の服装は、若い子とは違うな、というのがあるが、こういうのがわかりやすい。

 

 

 山スカートというらしいが、まあ化繊を使ったスポーツ用のミニスカートということだ。中高年女性はあまり履かないだろう。山ガールと、そうじゃない登山好きの女性を分けるとするなら、ロングパンツか、山スカートか(ショートパンツでもいいが)というところが一つあると思う。レギンス(タイツ)を履くのは防寒や怪我防止、あとは山は斜面があるから視線防止、ということ。レギンス自体の流行は2005年くらいから?なので、その流れというのもあるかと思う。

 あと、遭難防止で派手な色、蜂防止で黒は駄目などで、原色系のナイロンっぽいトップスに山ではなるが、ただの登山好きの中高年女性と山ガールを分けるものとしては、ピンク色のトップス(上着)、というのもあると思う。

 最近、「ヤマノススメ」という萌え系の登山アニメ(原作は男)をやってるが、ロングパンツを履かせないというところが一応ファンタジーになっていないのも、こういった山ガールによるファッション的な下地があるからなのだろう。

 

 で、本題のレギンス男子。山にいくと、山ガールを真似たということになるのか、ショートパンツにレギンスという格好の男どもが最近はいる。膝の屈伸などから、ロングパンツよりもレギンスのほうが機能的に良い、というのもある。なので、皇居なんかのランニングでもいたりする。

 

 山ガールの功罪というところで功の部分を言うなら、「お洒落に山(アウトドア)を楽しむ」とか、機能性とファッション性を両立して登山する、というとこなわけだが、山のレギンス男子もそういうのを求めて、というのがあると思う。山ボーイ? なんて言葉も少しは出たらしい。ガールズバーがあるならボーイズバーも出てきたように?

 

 少し解説してみると、山ガールの、山スカート(ショートパンツ)にレギンスというスタイルは、ボリュームのある登山靴に対して、ふくらはぎから上は細いラインにすることで、全体的に脚を長く(細く)見せる、というところにある。それまでのロングパンツに登山靴、というコーディネートだと、ロングパンツは可動性を考えて太めとなるので、まあ女性の場合は野暮ったい感じにはどうしてもなってしまう。男っぽく見えてしまうのだ。

 山ガールファッションの本質は、レイヤリング(重ね着)なのだ。化繊のロンTに半そでTシャツなんかも本質は同じ。

 

 で、メンズのファッションも2000年くらいから、ディオールの影響ということらしいが細身が主流で、それも定着した感があるわけだが、そういう文化で過ごしてきた若い男性だと、細身の格好にするために、山に行くのもレギンスという選択肢になるのかな、と思った。あとは重ね着したいからとかか。

 

 あえて、「山ボーイ」を定義するなら、ショートパンツにレギンスか、こういうバイカラーの服着てる男、ということになるかな。 

 

 ちなみに、山ガールブームがある程度落ち着いた理由としては、登山はイニシャル(初期費用)で服や道具(ウェアや装備)の購入費用がかかるだけでなく、ランニング費用でも交通費・宿泊費・食事代、などが意外とかかる、というのがあるみたいだ。

 冬山に山ガールがいないのは、難易度の問題よりも、ファッション的にレギンスは難しくなるとかよりも、道具代というのがたぶん大きい。スキーやスノボは若い女性でも行くわけだし。

 あと冬山への移動手段として、車があるならいいにしろ、電車などでいくなら荷物が多い分、ハードルがあがる。「本格的な登山」をやろうとすると時間もかかる。結果、夫婦で車で移動だったり、ツアーだったりと、登山客の主流は金も時間もある中高年となる、と。

 

 ま、そのあたり、若者の○○離れならぬ、金の若者離れ、ってやつですかね。