左派の焦り
ネットで左寄りとされる論客のツイッターなどを見ていると、なんか焦ってるんだなと感じる。
国政についてまとめると、
2012年12月16日 第46回衆議院選挙 自民党が政権与党に返り咲き
2013年7月21日 第23回参議院選挙
2016年夏ごろ 第24回参議院選挙予定
2016年末 第47回衆議院選挙予定
という感じで、自民党政権になってそろそろ2年になるか、というところ。で、まだ再来年末まで続く見込み。
衆議院解散の可能性は低いし、そもそもどこか与党になる政党があるだろうか、というのがある。民主? 維新? まだ2年は自民だろう。
政治的に大きいトピックとしては、特定秘密保護法があり、集団的自衛権の憲法解釈があり、というのが今年だが、アメリカが歓迎しているというのもあって、左派の論調も独りよがりというか、大きな展望があってという感じでもない。
経済政策(金融政策、財政政策)については、やはり代案を出せないのは痛い。インフレターゲットについて批判したとして、じゃあどうするの? となる。消費税増税も似たようなもの。
で、左派は何をやるか。このあたりは、ネットの議論なんかと同じで、内容で批判できないなら、人格攻撃をする、というというところになるというか、「民主主義の精神が~」「人権が~」とかいった感じで、抽象的な批判に終始する。
最近だと、「日本の政治家のレベルは~」「日本は下品な国に~」とかなんとか。
まあ、ガス抜きというところではいいのかもしれないけど、身のある批判をできない陣営は、やはり支持が集まらないのだろうなと思う。
(自民党の憲法草案(古い話だが)は問題だったので、必要な批判というのはあるけど)