醸造酒は金持ちのものなのかも。貧乏人は蒸留酒を飲めばいいと

ワインが趣味で家にワインセラーがある、となると金持ちなのだなあと感じると思う。これが日本酒やビールだとそうならないが、実際のところ日本酒もビールも醸造酒は金持ちのものなのかなあと考えた。大量生産の大手メーカー品ピルスナーだけは別として。
※ビールは度数5%で換算

1.日本酒
 安いものは安いが、それはアルコール添加で要は薄めたもので「純米酒」となると1升瓶で2000円から。四合瓶なら1200円
1升は8合、1合は180mlで度数15%として540mlのビールと同程度。そして1合250円になると。四合瓶1200円なら300円。
 まあスーパードライとかより安く見えるが、ビールは税金が激高なのでまあ同程度。むしろ500mlで125円程度のPB第三のビールと比べるといい。

2.焼酎

焼酎の大五朗なら4Lでアルコール25度2000円。ビール換算で20L、ロング缶40本で、1杯あたり50円。圧倒的にコスパがいい。
いや、コスパってなんだ? 酔うためのだ。

3.クラフトビール
STONEのIPA缶は1本500円とかで、アルコール度数で言えば大五郎の10倍の値段。国内でもベアードとかそれくらいか、ヤッホーが頑張ってるという状況だがキリンの工場で作ってたりだし、うん。
でもまあシャインモルト125円が底にある。ビールじゃないけど。

4.ウイスキー
角が750ml 1500円くらいか。度数40度、ビール換算で6L,ロング缶12本で125円。あら、PBの第三のビールと同程度か。でも普通のビールの半額。もっと安いウイスキーもあるか。

5.価格まとめ
ビール 500ml 300円 ただしクラフトなら800
PB第三のビール 125円
安焼酎 50円
角 125円 1本3000円くらいのシングルモルトで250円
日本酒 純米酒 300円

さて、コスパよく酔うには何がいいか。いや、無理に酔う必要もないのだが、もう一つ保存の問題。

6.保存

ワインセラーは定着したが、最近は日本酒のチルド保存、ビールのチルド保存なども高級スーパーなんかだとあったりする。日本酒だと生原酒だの、ビールだと無濾過でなんだのと。
ワインセラーじゃなく冷蔵庫だとして、大きい冷蔵庫が必要になる。そして大きい冷蔵庫を置くには大きい家が必要、貧乏人には無理と。
対して蒸留酒は保存が楽だし、あと日持ちする。開栓後の日本酒ワインの保存はどれくらい可能なのか、イマイチわからないが、とにかく冷蔵庫がいいらしい。風味が落ちると。まあ数日だろう。ビールは開栓後は飲むしかない。
ウイスキーなら何年も持つね。シングルモルトは1ヶ月くらいで香りは落ちるにしろ。

7.飲食店
原価率というところにこだわる人は多いが、酒に関してはビールが原価率高め、他は小売りの3倍くらいが目安か。純米酒なら1000円~ ウイスキーは500円から。じゃあ500円程度からの日本酒は何者かというとアルコール添加の「普通酒」なのだろう。

8.まとめ
毎日2本ビールを飲むなら月のアルコール代は1万を超える。それを焼酎やウイスキーにするならぐっと抑えられる、またPB第三のビールストロングゼロのような選択肢もある。
まあ、4合瓶1200円の純米酒を月に8本買うとして1万弱なので「金持ち」というほどのことでもないかもしれないが、家でしか飲まないわけでもないしねえ。


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