性犯罪者への「厳罰化」~ポーランド

https://www.nikkansports.com/general/news/201801030000238.html

ポーランド政府は2日までに、性犯罪の再発防止策として強姦(ごうかん)や児童への性的虐待で有罪となった768人の顔写真や氏名などを誰でも閲覧できるウェブサイト上のデータベースで公開した。」

凄いな。「忘れられる権利」とかいうのがプライバシー権の派生であるが、むしろ逆の動きというか忘れさせない方向での厳罰化だろう。

刑罰論とか応報論というとこで、社会学的な観点だと「犯罪者は犯罪者に生まれるのではなく、環境によって犯罪者になる」という環境論が左派には強かったはずだが、もう性犯罪者は別枠なのだろうな。窃盗とかは貧乏が原因で、それは「更生」することある。でも、性犯罪系はまあ環境もあるにしても生得的なものが大きいと。

ここでは、「知る権利」が「忘れられる権利」を勝ったということだろう。まあでも性犯罪はわりと再犯が多いらしいしなあ。一度傍聴した痴漢の裁判でも再犯だったし。

https://www.fuhyo-bengoshicafe.com/bengoshicafe-11949.html