ヒト発情期めも

ピルを飲むと「男性の好み」が変わる(石田雅彦) - 個人 - Yahoo!ニュース

ヒトの男女は、妊娠の可能性が高い受精可能な期間に異性の好みが変わることがわかっている(※2)。例えば、排卵期間中の女性は「男性的」で「顔が整い」「遺伝的に遠い」タイプの男性を好むようだ。また、女性の好む男性の声質も排卵期間中に変化するらしい(※3)。男性も排卵期間中の女性に惹かれる傾向があり、ヒトにも排卵の周期が影響した一種の発情期のようなものがあるのだろう。」

男性に対してピル服用群の女性で男性的な顔を魅力的と判断する割合が低くなった。」

ところで、女性は「優秀」と思われる遺伝子、例えば生命力に富んでいたり病気に強い遺伝子を持つ男性に惹かれる傾向にあると考えられるが、そうした男性は数が少ない上、必ずしも子育てに向いているとは限らない。ヒトの子どもは手がかかり成長に時間がかかる。優秀そうな遺伝子を持ち、かつ子育てに協力的な男性を探すことで、女性は自分の子どもの生存確率を高めようとするだろう。」

「ヒトの女性が排卵周期を隠したり発情期がない理由は、一夫一婦のつがいを形成して男性に子育てを助けさせるための戦略かもしれない。」