子連れ議会めも

http://www.sankei.com/politics/news/171129/plt1711290039-n1.html
「仕事と子育てを両立し、女性が活躍できるような議会になってほしい」と理由を説明していた。議運委では出席者から「規則を作る立場の議員が議会のルールを破ってはいけない」といった意見が出た。」
まあ熊本市議会議員は月収80万、年収1000万とからしいのでベビーシッター代は余裕だろうからパフォーマンスなのだろうが、何の根回しもなしでやったのか。貴乃花はまだ戦略があると思うが、戦略性のなさというか。まぁ、政治の場でパフォーマンス自体は否定しない。40分議会が遅れたからって職員が残業するくらいだろう。

https://mainichi.jp/premier/business/articles/20171128/biz/00m/010/010000c

なかなか理論的に言ってるようでいて、論点ずらし。
「緒方市議に対する批判もおそらく、「開会が40分遅れたから」「乳幼児がいると議事進行を妨げるから」ということが、真の理由ではないでしょう。」
「さて若い世代の女性たちは、今回緒方市議が猛批判を受けた状況をみてどう思うでしょうか。おそらく、働きながら子育てをすることに怖じ気づくのではないでしょうか。」
脅しが入る。
「アグネス論争では、女性研究者たちが擁護にまわり、「『ルールを守れ』と叫ぶのは、ルールに従うことで利益を得る人たちである」」

結局、アグネス論争もタレントのアグネスは特権的な地位を利用して、テレビ局の職員に子供を預けてスタジオ出演、と、人を託児所代わりにしてるという点で非があったのだが、そこを無視して理論的に擁護したのが上野千鶴子社会学的な解説自体はまっとうにしろ、当時も釈然としないひとも多かったのでは。林真理子がまだ残っているのだから、彼女の感覚が完全に時代遅れということもないのだろう。「先進的」な人とは違って「保守的」にしろ。

https://www.businessinsider.jp/post-107856

ビジネスインサイダーは
「小5の娘の早すぎるプチ反抗期に悩む編集長 浜田敬子」
によるキャンペーンで、マスコミだと子連れが案外あるのだとびっくりした。業界によって違うものだなあ。
まあでも会議に連れて、と職場に連れて、ではちょっと違うだろう。

「緒方市議からは、出産前から事務局に対し「議場に託児所を設けたりベビーシッターの補助をつけたりしていほしい」と要望があったという。「事務局に権限はないので、議員間で話してほしいと伝えていた」(担当者)という。」

そう、事務局に権限はなくて、議員間で話して欲しい、ってとこがまた残念。根回し無しなのか。
落選した金子めぐみ元議員と同じような残念さがあるなあ。