トルコとロシアとISISとメモ~2015/11/25

 

 

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トルコ軍は24日朝(日本時間同日午後)、「領空を侵犯した」としてロシア軍のSu24戦闘爆撃機1機を撃墜した。

 

 国際政治のニュースについては前提知識がないとよくわからなくなるし、個人的に整理。

 トルコは旧オスマン帝国で、今も人口7500万のそこそこの規模の国(フランス6000万人、ドイツ8000万人)。非アラブ、スンニ派、ただし世俗化しているイスラム教国で、親日国とも言われる。軍事的にはNATOに加盟。

 対イスラム国では、米軍に基地を貸して、自身もイスラム国やクルド人組織を空爆していると。また、アサド政権には批判的。

 

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 ロシアは、ISから航空機を爆撃されて、IS攻撃に本格的に参戦する、という話になっていたと。フランスは前から空爆か、ただ、フランスのテロは容疑者のほとんどがフランス国民+ベルギーで、移民とはいえ、国内問題なのだとも言える。そこから目をそらすためにISに責任転嫁しているとも言えるか。

 

 イラク、シリア・・イラク政府と、アサド政権という弱い政府がいると。イラクシーア派が多いが、スンニ派はフセイン政権時代に権限をにぎっていたので勢力はあると。あったと。その残党がISに参加している、という点もある。昔はイラクとシリアのイスラム国で、ISISだったし。

 シリアは、アサド政権が国家を掌握できていない。で、イラク・シリアにISがあり、その他の反政府勢力があり、クルド人組織があり、アメリカは反アサド勢力に武器を提供していて、それがロシア空爆に使われた、と。

 

 トルコとロシアの関係は、ちょっとわからない。知識不足だ。ただまあ、NATOのトルコに西側はある程度つくということか。

 

 シリア