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女性管理職比率とマタハラと~女性上司からマタハラを受ける確率は17%?

フェミ案件

www.nikkei.com

 

厚生労働省が女性を対象に行った初の実態調査で、妊娠・出産した派遣社員の48%が「マタハラを経験したことがある」と回答したことが、12日までに分かった。正社員では21%だった。

マタハラの被害経験率は契約社員では13%、パートタイマーでは5%だった。

誰からマタハラを受けたかを尋ねると、「直属の男性上司」が最多で19%、「直属の女性上司」11%。「同僚、部下」では男性5%、女性9%で、女性の方が多かった。

 

 厚生労働省はアノミマスのサイバー攻撃を受けているとかで、サイトが見られない。なので、ニュースの数字だが、女性上司からの被害11%のヤバさについて。

 

www.nissay.co.jp

 

 そもそも、日本で女性管理職割合は11%と低い。3割を目標というのが安倍政権の方針で出ているが、ともかく現状は上司が100人いれば、11人が女性、89人が男性。

 

25~44歳で就業経験がある女性を対象に実施し、約3500人から回答があった。

ということだが、仮に1000人として、上司が100人(男89人、女11人)いるとする。

1人の上司が10人の部下とする。

1000人のうち、

正社員 650人 × 21% = 136.5人

パート 250人 × 5% = 12.5人

派遣  20人  × 48% = 9.6人

契約社員80人  × 13% = 10.4人

ってところか。合計で、169人/1000人 17%程度がマタハラ被害だと。

パートやアルバイトは増加継続…非正規社員の現状をグラフ化してみる(2015年)(最新) - ガベージニュース

 

誰からマタハラを受けたかを尋ねると、「直属の男性上司」が最多で19%、「直属の女性上司」11%。

とあるが、これは、上司が男性(89%)の人のうちマタハラを受けたのが19%という数字ではなく、マタハラ被害者が誰からマタハラを受けたか、で直属男性上司からが19%だと。わからなくなってきた。

 

(2/2) 「マタハラ」初調査~派遣社員の半数近くが被害!産休求めると雇い止め : J-CASTテレビウォッチ

調査では、マタハラの加害者がだれであったかも聞いていた。直属の上司・男性が19.1%、直属の上司・女性が11.1%、役員など男性15.2%、同女性5.7%、同僚・部下では男性5.4%に対して女性9.5%と女性の方が多かった。

 なぜか合計が66%で、残りの34%の人は誰からマタハラを受けたのかよくわからない。取引先などか? それにこういうのは複数回答なんじゃ? また、直属+その上の上司ということで言うと、男性の上司からが34.3%。女性の上司からが16.8%と、男からの被害が多い、と思いきや女性管理職比率11%を考えるとまた見える風景が変わってくる。

マタハラ被害は、17%程度の人が受けたと。仮に1000人いたとして、うち170人。

1000人のうち、男性上司がいる人は890人、女性上司がいる人は110人、ではなく、男性上司がいる人は1000人かもしれないが(役員、直属上司など全て女性って珍しいだろう)、計算が面倒なので直属上司の男女比率を、890人、110人と考えるとする。

 

 マタハラ被害の170人のうち、

直属男性上司からが19.1% → 32.3人

直属女性上司からが11.1% → 18.9人

 

直属上司が男性の人が890人で、被害者が32.3人なので、 3.6%が被害

直属上司が女性の人が110人で、被害者が18.9人なので、 17.2%が被害

 

 なんかヤバイ数字になってきたな。5倍近い。

 

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 まとめると、妊娠経験のある女性労働者のうち、17%程度がマタハラ被害を受けた。割合として、男性の直属上司からが19.1%、女性の直属上司からが11.1%。

 ただ、女性管理職比率11%を直属上司の数字として考えるとして、男性上司の母数のほうが多くなり、女性上司の母数は小さくなる。

 そのため、妊娠経験のある女性労働者が1000人いたとして、170人が被害。男性の直属上司からが32.3人、女性の直属上司からが18.9人と分子は男性からが多くなるが、分母は男性890人、女性110人となるので、男性の直属上司からマタハラを受ける確率は3.6%に対して、女性の直属上司からだと17.2%になる、のか?

 

 女性直属上司からのマタハラ被害率1.887% / 直属上司が女性の確率11%

 男性直属上司からのマタハラ被害率3.247% / 直属上司が男性の確率89% 

 

17% * 11.1% = 1.887%  / 0.11 = 17.15%

17% * 19.1% = 3.247% /0.89 =  3.64%

 

 数学はあまり得意ではないのでこんがらがってきた。こういう数式か。

 

 直属上司が男性89% * 直属上司が男性だとマタハラを受ける確率 = マタハラ被害を受ける割合17% * 男性直属上司からのマタハラ被害19%

0.89 * X = 0.17 * 0.19 → X = 0.0323/0.89 = 0.0362 * 100 = 3.62%

直属上司が男性だとマタハラを受ける確率 = 3.62%

 

 直属上司が女性11% * 直属上司が女性だとマタハラを受ける確率 = マタハラ被害を受ける割合17% * 女性直属上司からのマタハラ被害11%

0.11 * X = 0.17 * 0.11 → X = 0.0187/0.11 = 0.17 * 100 = 17%

直属上司が女性だとマタハラを受ける確率 = 17%

 

 正社員の21%という数字(マタハラを受けた人)で計算すると、21%になる。

0.89 * X = 0.21 * 0.19  X =  0.21 * 0.19 / 0.89 *100= 4.48%

0.11 * X = 0.21 * 0.11  X = 0.21 * 0.11 / 0.11 *100= 21%

 

派遣社員だと48%か?

 

式を整理すると、こんなところか。

直属上司が男性(女性)の人(割合)

× 直属上司が男性(女性)だとマタハラを受ける確率

= 男性(女性)の直属上司からマタハラを受けた人(割合)

 

もうちょっとわかりやすく言うと、女性管理職比率11%、男性の約1/9ってことを考えると、男性直属上司から被害19%なら、その1/9の、女性直属上司から被害が2%より下でないとおかしいってことです。

 

なのでまあ、こんな記事も出てますね

president.jp