景気って何だろうな~完全雇用に近く、株価もまあまあにしろ、実質賃金は上がらず

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従業員1人当たり平均の現金給与総額から物価変動の影響を除いた実質賃金指数は前年同月比2.9%減だった。5月は横ばいと25カ月ぶりにマイナスを脱していたが、再びマイナスになった。

 

 まあ、ボーナスの時期の影響もあるにしろ、実質賃金は下がっていると。2014年の消費税増税アベノミクスの円安からの物価上昇に対して、賃金の上昇ペースは大したことないと。

 

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景気の緩やかな回復を映し、雇用や企業の生産活動の改善が続いている。4月の完全失業率は3.3%と前月に比べ0.1ポイント低下。1997年4月以来、18年ぶりの低水準となった。

 

 ジョブレスリカバリーというアメリカの言葉があるが、ウェイジレスリカバリー?ということなのか。円安で業績が回復しているだけなので、安易に給料を上げるのは企業としては避けたいと。

 しかし、失業率が下がればそのうち賃金も上がり始めて、となるはずが、実質賃金の減少傾向も合わせて個人消費が弱く、ぱっとしないということか。景気って何だろうね。ああ、私のほうは景気よくないです。ボーナスが思ったよりもかなり少なかったりで。