残業代0法案とサービス残業と、家に帰りたくない男たち

 最近ちょっと忙しい。とはいっても、20時、21時に帰るくらいなので大したことはない。毎日22時、23時で土日出勤もやる、というほど切羽詰った状況ではないが、定時帰りというのはしばらくしていない。

 

 基本的に自分は、早く帰れるなら早く帰りたいのだけど、なんかだらだら職場に残る人というのはどういう職場でもいると感じる。それでいて、大した成果を挙げてるとも限らない。

 たとえば、定時が18時として、毎日18時に帰る人と、19時くらいに帰る人と、作業時間としては、8時間と9時間で、1.1倍くらいだが、作業量としては大して変わらないとか。20時平均の人でも、そんなに変わらない気もする。しかもそういう「残業」する人が、当日に有給使うとかもあるので、月の労働時間は変わらなかったりするのだが、なんとなく遅く残ってるというので仕事してる感は出たりする。

 なんというか、家庭に居場所がなくて早く帰りたくないということなのかなとも思う。昔いた会社で、18時ごろに毎日、新聞の夕刊を読む課長がいて、本気で殺意を覚えたものだ。さっさと帰れよ。若手は帰りづらいだろ、と。

 それも、水曜日はノー残業デーとする、と会社の方針で決まった初めての水曜日にも夕刊をのんびり広げていたので、まじでむかついた。ま、結局、ノー残業デーはなくなった。

 

 結局、そういう感じで早く帰りたくない人、というのがいるというわけだ。なので、最近話題になっている残業代0法案? 過労死法案? についても、早く帰りたくない人がいる以上、あんまり効果ないのかな、とも思う。社風というか、上司しだいですね。