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刑事では事件にならないが、民事では問題になる領域(男女関係)の被害者の代弁だとか~岡田斗司夫騒動

非モテ・非リア・コミュ障・発達障害 メンタルヘルス関係 フェミ案件

 2015年1月にネット上で一番話題になった人物といえば岡田斗司夫だろう。ただ、テレビに出ている文化人タレントではあるが、狭義の芸能人ではないのでテレビのワイドショーや、スポーツ誌・週刊誌などのメディアで取り上げられることはあまりなかったと思う。また、後述するが、独身の岡田が何股していようと勝手にしろ、って話でもあった。

 一昨日(2015/2/20)の金曜ロードショー風立ちぬ」を本人がツイッターで実況していたのを見て、個人的にはもう終わった案件なんだなと感じた。なので、ちょっとまとめ。

 

FrontPage - 岡田斗司夫問題まとめwiki

 

 ↑のサイトが一番よくまとめられているが、岡田斗司夫ガイナックス創設、「オタキング」としての評論活動、「レコーディングダイエット」の提唱などの活動をしてきた「文化人」「評論家」だ。大学で教えている、というのも加えていい。

 なんというか、さすがに「プロ」というか、ネットの一般人が何言っても霞んでしまうくらい、話すことについては説得力がある。(駄目な発言もあるが)。人間的に問題があるとかなんとか言われても、それ以上に魅力があると。また言論人として孤高のタイプではなく、わりと周囲を巻き込むタイプでもあった。

 で、今回何が問題だったかというと、独身バツイチ子ありの岡田が、講師をやっている大学の学生含め、色々な女性に「手を出していた」というところなわけだが、それが不誠実なんじゃないか、というのとその特殊な恋愛観に批判が集まったというか。リストについても問題になった。

 


01/09:メル「岡田斗司夫の謝罪と、9人の彼女たちについて話します」 - YouTube

 

 「愛人」だった、という女性からキスプリクラを晒され(リベンジポルノ?)、その後、自分から「いま現在9人恋人がいる」と燃料を投下した、というのが上の動画の時点での流れ。独身なので愛人ではなく恋人なのだが、女性の側からは自分は恋人ではなく愛人のポジションだった、というような感触があったということか、言葉の使い方が厳密ではないが、まあ別れ話の処理に失敗したと。

 最初にキスプリクラを晒した女性の発言は、わたしを振ってひどい、というだけのこと。

 

 その後「愛人リスト」が流出して、これは虚実入り混じったものらしいが、岡田が緊急入院、で、なんとか復帰というところだが、岡田を糾弾する層というのはどういう人だったのだろうか。

 

 テレビや週刊誌などがイマイチ乗ってこなかったのは、岡田が狭義の芸能人ではない、というのもあるが、何が問題なのか微妙なところだったというのもあるだろう。不倫なら追求はわかる。でも岡田は独身。複数交際は問題か? というと、ジャニーズタレントや俳優などイメージ重視で、「異性」を売ってる芸能人なら話題になるが、岡田は一般的に言っても大した容姿の男ではないし、そんなクリーンなイメージで売ってるわけじゃない。容姿については一般人レベル、とだけ言っておくか。

 (ジャニーズなどの男性アイドルと、AKBなどの女性アイドルは相似形なので、どちらも広義の「性」を売ってるというところは同じだが、岡田は明らかにそこから外れる。)

 

 仮に、これが大学の学生に対して、酒の席で強引に迫って触った、とか何とかなら相手が一人でも大問題になるだろう。大澤真幸という人の事例がそう。教授辞任まで行った。

 強引に、無理やり、というところは、「暴力」を用いる場合と、「権力」を用いる場合とある。査定を行うような上司が部下を誘う、というところだと、「権力」を使っているということになる。大学教授が学生に、というのも成績なりその後の進路なりに影響があることから「権力」が関係している。(こういう分析はフェミのお得意)

 

 岡田の場合、教授ではなく客員教授だ。つまり、期間限定で雇われてるわけで、学生に対する「権力」というのは大してない。数単位の成績くらいなんじゃないかな、影響力があるとして。それも卒業に必修ではない単位だろう。

 また、酒の席に強引にとかでもなく、言葉だけであそこまでの関係に持ち込んだと。もしくは、有名人好きの女から近づいたというのもあるのか。

 暴力も権力も関係が薄いので、今回はフェミニスト連中は騒いでいない。むしろ、男性陣が色々騒いでいるという印象だ。

 

 で、と。強姦や強制わいせつは刑事での事件になるが、不倫は刑事罰の対象ではない。昔は姦通罪というのがあったが置いておくとして、刑事と民事ではちょっと差がある、というのが日本の法律だ。

 たとえば、既婚者が性風俗店に通うのは刑事(刑法)では問題ない。が、民事では離婚事由・慰謝料請求事由になる。キャバクラやホストクラブはどうなるんだかわからないが、肉体関係があるとなると民法上は問題にすることもできると。

 

 今回の岡田斗司夫を糾弾する人たちというのは、いったい何を問題にしているのか、というのが曖昧だった。「被害者」の女性たちを代弁して、「女の敵だ」と言ってみたところで、等の「付き合った」ことのある女性たちは騒ぎになることを望んでいない、というのがある。

 独身の男が、独身の女と出会って性交渉をした、そこで男は口がうまく、「騙された」感じがあるが、刑法に引っかかるようなこともなく、金銭関係のトラブルもなく、職場や大学の地位など関係した「パワハラ」「アカハラ」でもなく、となると、勝手な想像だが、女性のほうからすればワンナイトラブというか、特殊な恋愛体験だった、というところなのだろう。

 

 なので、岡田を糾弾する人というのは、ルサンチマンからなのか生理的な嫌悪感からなのか分からないが(キスプリクラはさすがに違和感があった)、民事の案件だし、当事者が問題にしないなら、被害者の代弁者みたいなことをやって糾弾しても意味がないと気付くべきだろう。

 まあ、ある程度は社会的なダメージは与えたのかもしれないけどね。本人は逆に武勇伝くらいに思ってるんじゃないかと思った。