読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

男女の賃金差は1.4倍程度~フルタイム勤務労働者の所定内給与の場合


フルタイム女性の昨年給与、過去最高 男性の72%:朝日新聞デジタル

厚生労働省が19日、毎年実施している賃金構造基本統計調査を発表した。従業員10人以上が働く全国約5万事業所で、昨年6月に支給された所定内給与の金額をまとめた。残業代やボーナスなどは入っていない。」

「賃上げや人手不足などを背景に1年前より1・3%多い29万9600円と2年ぶりに増えた。男性が1・1%伸び、女性も2・3%増。(中略)

 男性より女性の給与の増加幅が大きく、男性の給与を100とすると女性は72・2となる。」

という記事。残業代とボーナスを除くと、フルタイム勤務の男女差は1.4倍程度になるというわけだ。

また、

「働く時間の短いパート労働者の平均時給額は、男性が前年より25円高い1120円、女性が5円高い1012円だった。」

とある通り、パートタイム(アルバイト)での時給差はそれほどない。ガラスの地下室で頑張ってる男性がいる分、男性のほうが少し高いということか。

 つまり、現在男女間で賃金格差があるとして、その多くは労働時間の差が原因なのだ。1.4倍というと、年収300万:420万、400万:560万、ということになるが、実際は250万:450万くらいが男女差だと思うが、それだと1.8倍になる。感覚的には、事務のOLと営業のサラリーマンでそれぐらいの差がある、というところだと思うが、どうだかね。まあ、稼ぐ女性が増えて平均を押し上げてるということでもあるか。

 なので、体感としての数値(非正規雇用が増えて、女性の多くはそうで、賃金は低く抑えられてるうんぬん)と、実際は縮まりつつある男女差というところで、1.4倍という数値をリアルに感じる人は少ないのかもな。

 

時給換算で1.5倍くらい? 男女の賃金格差は縮まりつつある(試論) - フィードバックループの外へ