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バレンタインお疲れ様でした~非モテ、風習として定着、職場での女性部下への振る舞い

お仕事 非モテ・非リア・コミュ障・発達障害

 貰えなかった人も、貰えた人も。欲しくないのに受け取らざるを得なかった人も(お返しが面倒、甘いもの苦手)。面倒くさいし渡したくなかったけど義理で渡した人も、意中の相手に渡せた人も、渡せなかった人も、お疲れ様でしたバレンタイン。たぶん今日で終わりです。

 


「バレンタインデー粉砕デモ」 英字メディアが報じる - 夕刊アメーバニュース

 

リア充自己批判しろ」「恋愛資本主義に騙されるな」「チョコレート会社の陰謀に乗るな」

 はてなではお馴染みの革命的非モテ同盟のデモについては、海外メディアが取り上げて、また一つ「クールジャパン(クレイジージャパン)」のネタが増えることになったわけだが、酢っぱいぶどう、で説明できるものではあるが、ある程度共感する人もいるから続くのだろう。

 実際、お菓子会社が考えた商業イベントで、クリスマス(キリスト・ミサ、つまり、キリスト生誕のミサ)を非キリスト教徒の日本人が祝う本来的な意味がないように、聖バレンタインの祭りを日本人がやる意味もないのだが、風習というのは定着してしまえばそれ自体で価値が出てくる。

 日本では、1960年ごろから始まったとも言われているが、それだけ歴史があれば、

「好きな男の子にはチョコを送るのよ」

と、おばあちゃんが孫に教える、なんて光景も現在ではあるのかもしれない。母から娘、というのはごく普通か。それだけ人々の感情と、場合によっては

「お父さんとお母さんはバレンタインデーのチョコがきっかけで付き合いだしたのよ」

とかなんとかで、人々の運命をも左右してきたお祭りなので、「非モテ」がちょっと叫ぶくらいでは、そう簡単にはなくならないだろう。

 


【バレンタイン】"義理チョコ"の本命ブラックサンダーの活躍っぷりが凄い(画像)

「一目で義理とわかるチョコ」

 と開き直りがカッコいいとも言えるブラックサンダーだが、まあ、正直、今年自分は義理チョコすらなかった。ゼロです。

 

 ホワイトデー何もしなくていいや、リア充どもは倍返しで大変だなー、とひねくれてみせる気は別になくて、曜日の関係(2015/2/14は土曜日)が大きいのと新しい職場というのもあるので、予想通りなのだが、一人、女性の部下(後輩)についてここ数日悩まされたので、ちょっと吐き出す。

 

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 「バレンタインにはチョコ用意しろ」

 と、職場で男性上司(先輩)が部下(後輩)に言ったとして、現在の基準ではセクハラかパワハラかでアウトだろう。何でも言い合う関係でキャラ的に許されてるならありだが、そうでないなら嫌われる。

「なんでわたしがあんな奴にチョコを渡さないといけないんだ」

 義理とはいえ、恋愛のイベントではあるので、嫌う女性というのはいるんじゃないかと思う。潔癖な人ほどそうか。

 

 逆にうまく「女」を利用する人というのもいるだろうし、

「そういうのは義務だから。男の人は大変なんだから」

と、ナチュラルに義理チョコイベントをこなす人というのもいるだろう。人にモノをあげるのが好きな人、というのもいる。女子力高い自分が好きということか、まあいると。

 

 自分の部下(後輩)は、まだ知り合って日が浅いのでなんとも言えないが、どちらかというと前のタイプだが、たぶん無関心なのだろう、とまず考えた。社会人経験も浅い(数ヶ月単位)ので、職場でそういうイベントがあること、場合によっては中止なことを知らないんじゃないか、とも思った。

 

 で、自分的には教育係を任命されているので、教えないといけないんじゃないか、と義務感を持ってしまった。馬鹿なものだ。いや、でももし彼女が「知らない」のなら、社会人として職場を生き抜いていく知恵の一つとして、伝える義務があるんじゃないか? と。残念ながら、彼女に女性の先輩みたいなのは親しい相手にはいないのだ。

 

 それで、いざ「バレンタインはどうするの?」と聞こうと考えてみると、自分が欲しいから言ってるんじゃないか、と彼女に思われてしまう気がした。翻訳すれば、俺にチョコを渡せ、と彼女には聞こえるんじゃないか、と。

 パワハラだ。いや、性別役割の押し付けなのでセクハラか。いやわからん。

 

 そんなことを色々考えて、こんな風に伝えたらいいか、とまとめたのが以下

 

・個人の自由意志。完全スルーも当然あり。

・あげたら想像以上に喜ばれるはず

・旅行に行った人が、お土産を配るようなもの

・勘違い防止も含め、「義理」感を出すためには、ある程度の数を出すほうがいいが、全員だと金銭的負担が大きいので、そこはバランスが重要

・親御さん(父親)の意見など参考にしてみては? 会社の女性社員からもらった体験とか

・情けは人のためならず、自分のためなり

 

 今考えると、力が入りすぎていて、言わなくてよかったな、と思う。そう、結局何も言わなかった。バレンタイン前に、女性に対して男性がバレンタインのことを話題に出すだけで、それは何らかの要求を含んだものになる。大した権力もないが、一応自分と彼女は上下関係にある間柄だ。セクハラ・パワハラと受け止められてもしょうがないだろう。ヘタレだがやめといた。

 

 とはいえ、「教育」の機会を避けるというのは、教育係として失格なんじゃないかという考えもあった。そもそも、本人が自発的に配る可能性もあるんじゃないか、とも思ったが金曜(2/13)の時点でその可能性はほぼ消えた。月曜日に配る、というのはなくはないかと思ったが、ないと踏んで、今朝、何気ない感じでちょっと聞いてみた。

 

 「くだらないこと聞くけど、一昨日は何の日かわかる?」

 「え、えーと、あ、バレンタイン」

 「そう。世のOLさんたちが義理チョコを嫌々ばらまく日なんだけど、知らなかった?」

 「いえ、あーそっか」

 「別のチームだとやってる人もいたけど、まあ、うちのチームでは他の女性メンバーも配ってないしいいけどね。土曜日だったし」

 「本気で忘れてたんですけど」

 「そうなんだ。それもどうなんだろうな」

 

 という感じで教育終了。考えた時間数十時間、話した時間10秒。来年の暦はどうだったかな、まあそれまで彼女と同じ職場にいるかわからないが(プロジェクトベースなので)、一応は「上司」として「社会人の常識を教える」的なところの義務は果たしたと思う。

 自己満足な気もしなくはないが、いや、こういうのは誰かが言わないといけない。来年彼女が、なんらかのアクションを起こす、もしくは、自由意志でスルーする、というところを期待したい。忘れてた、って、まあいいんだけどさ。だから天然とかまわりに言われるんだよ、ったく。

 

 というわけで今年のバレンタインは疲れた。皆さんもバレンタインお疲れ様。