ようやく電子書籍時代の始まりか~講談社、マンガ雑誌をすべて電子化するって


講談社のマンガ雑誌が6月までにすべて電子化、特設サイトオープン - コミックナタリー

 

 やっとそうなったか、という感想。マンガ雑誌ほど、場所を取って、保管場所に困る存在はないだろう。Dモーニングの成功あっての進出ということか。今後、たとえば中高生あたりの消費行動の変化というのがどうなるか気になる。

 

ハヤカワ・オンライン |

「弊社刊行の雑誌三誌〈ミステリマガジン〉〈SFマガジン〉〈悲劇喜劇〉は、2015年より隔月刊に移行します。
発売日はそれぞれ、〈ミステリマガジン〉は奇数月25日、〈SFマガジン〉は偶数月25日、〈悲劇喜劇〉は偶数月7日となります。」

 

 一方、小説誌は電子化なんて次の次で、月刊誌が隔月になるとか。SFマガジンは買ったことあるので、そっかーという感じ。「SF」なのに電子化は遅れてるという皮肉な状況。

 

 ちなみに講談社の小説誌(文芸誌)は、群像7000部、小説現代16334部となっている。たぶん、電子化のコストはペイしないだろう。

 ヤングマガジン50万部とは桁が違う。最盛期のジャンプ600万部とは、まあ比べてもしょうがないか。

http://www.j-magazine.or.jp/magadata/?module=list&action=list