消費者目線で政治を語るだけじゃあね~女性政治家支援の動き?


「オッサン政治」に怒る 各地で女子会、続々声上げる - 選挙:朝日新聞デジタル

 

「もう、いい加減にして『オッサン政治』!」と題した「怒れる大女子会」が7日、東京都内で開かれ、約100人が参加した。タレントの小島慶子さんの基調講演、前大田区議の奈須りえさんらのトークセッションに続いて、参加者はグループに分かれ、集団的自衛権放射能汚染、貧困、育児と仕事などについて意見交換した。

(中略)

「大女子会」は先月に続いて2回目。共感した女性たちが各地で同種の「女子会」を開いている。

 

 「各地で女子会、続々声上げる」って、まだ2回目で、「各地」でどの程度そういう動きがあるのか、規模はどうなのか、いくらか誇張というか「流行ってます」と伝えて流行らせようという感じの記事ではあるが、面白いと思う。

 

 創価学会婦人部でもなく、社民党でもなく、よくわからないところで女性で集まって、というのは新しい。

 ただ、財政問題なりエネルギー問題なり、景気対策なり、「女性はそういう話題には行かないよな」という話題は避けてる感じがあるか。集団的自衛権について語るのはともかく、外交問題について語るというところに行かないと。

 消費者目線でしかないというかね、じゃあ、中国のさんご密漁船は? こういう対策が必要、とかそんな話題が出てるなら面白いのだけど。自分の子供が戦争に、という想像力だけでなく、隣国と紛争になったときにどう対処するか、という想像力も入ってくるなら面白いけど、まあないか。

 

 どうも今年は、女性が「輝く」年というよりも、駄目だった年という感じかもしれない。

橋本聖子のセクハラ問題(加害者として)

小保方晴子のSTAP細胞はあります!

小渕優子政治資金問題

 

 など、悪い意味で騒がせる女性が多く、とてもじゃないが「女性の活躍を感じる年」だったなんてことはない。まあ、一般社会では男性より女性のほうが元気なのか? どうだか分からないが、「男社会のせいでうんぬん」と愚痴を言い合うだけでない集まりになるなら喜ばしいことだけど。