北原みのりは釈放されても、ろくでなし子(五十嵐恵容疑者)は勾留決定で釈放されないみたいだ


【速報】作家・北原みのりさん「釈放」――検察の「勾留請求」を裁判官が却下

 


【速報】ろくでなし子さん「接見禁止」つき勾留――弁護団は「準抗告」表明

 

 盛り上がらない選挙期間中の逮捕(フェミ案件)だったが、一人は釈放、もう一人は拘留が決定となった。

 

逮捕 → 拘留 → 起訴 → 裁判

 

という流れで、酔っ払って暴れたとかだとだいたい逮捕後に釈放だが、もう少し拘束が必要となると拘留になる。

 そこの段階で、検察から裁判所への「勾留請求」が、北原みのり(渡辺みのり)のほうは裁判官に却下された。五十嵐容疑者のほうは、却下されず「勾留決定」になったということだ。

 

 7月の逮捕のときは、その後しばらくして釈放となったが、「起訴」はされなかったのかどうか不明。いや、「嫌疑不十分で不起訴処分」というような続報も出ていないので、まだ捜査中で、それで今回の再逮捕ということか。

 

 裁判所が拘留請求を認めてるというあたり、起訴まで行くこともありうるのかな、という感想。アートかどうかは興味ないのだが、「わいせつ電磁録記録頒布の容疑」には該当するだろう。仮に、AVメーカーだとかが同じことやったとして、対応は違うのか。

 やってる内容が同じでも、目的が違う(アートかポルノか)ということで罪になったりならなかったりするのはおかしい。というか、このまま不起訴になるなら、AVメーカーが「アートだ」と言い張れば、女性器の3Dデータを売っていいことになる。というか、アートだろうと何だろうと、3Dデータは「わいせつ物」ではないとなる。

 

 まあ、そんなもの購入する奴の気が知れないし、仮に合法ということになるなら、それはそれでどうでもいいのだが、「警察の威信」とかそういう問題ではなく、何がOKで何がNGか今回の事件でラインが決まることになるので、7月逮捕から半年弱たっても不起訴にならなかったのだろう。さて、今後どうなるのだろう。

 

※補足していくと、「わいせつ物」関係は、ヘアヌード解禁なり、「悪徳の栄え」や「チャタレー婦人」の裁判にしろ、時代によってその基準が変わってきて、何がOKでNGかはあいまい。「チャタレー婦人」なんて、今の基準ではどこがわいせつなんだ、って感じだ。性器についても国によって違う。

北原みのり靖国神社でヌードを撮った「前科」があったりで、右寄りの人には嫌われてる。まあ、こっちの逮捕は無理があったか。

※AV関係で「自分のやってるのはアートだ」「人間ドキュメンタリーだ」と主張する人は結構いる。

 

以下、クールで批判的な右寄り産経と、J-CASTのサブカル寄りの記事。


「ろくでなし子」再逮捕 わいせつ物陳列容疑で「北原みのり」も逮捕 - ITmedia ニュース

 

ろくでなし子氏の再逮捕に対しネットで「即時釈放」署名集まる - ライブドアニュース