サヨクの戦い方~ダンス関係(風営法)の改正だとか


「朝までダンス」明るさで攻防 クラブ取り締まりに新たな基準 (1/4ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)

「若者に人気のクラブが変化を迫られている。警察庁の有識者会議が今月10日、ダンスをさせる店かどうかで未明の営業を規制している現行風営法を見直し、店内の明るさを基準とする案を示した。」

 


くらし☆解説 「ダンスクラブ規制緩和へ」 | くらし☆解説 | 解説委員室:NHK

「クラブ」の規制緩和については、実は別の狙いもあって進められてきたんです。

(中略)

経済効果という狙いです。
クラブの売り上げは、小さなところも会わせると年間1000億円を超えるとみられています。
また、クラブで音楽をかけるDJ、ディスクジョッキーの中には年収が数億円という人もいます。
さらに関連産業は、レコード会社や音響機器メーカーのほか、飲料メーカー、アパレル、建築デザインなど、以外と裾野が広いんです。

 

 臨時国会が始まりました。通常国会では、風営法改正の法案提出は見送りとなったが、臨時国会ではまた動きがあるのかなという感じです。というか、いろいろと出てるみたいですね。

 

 去年(2013年)くらいから、六本木のクラブだとかが摘発されて、「ダンス禁止」というところで、サヨク陣営ということなのか、いろいろと論陣を張っていた。

 「日本は遅れてる」

 「踊れない国なんておかしい」

 「中学で必修科目なのに、踊れない変な国」(武道もあるが)

 「風営法にダンスがあるのはおかしい。ダンスは風俗じゃない」

 うんぬん。

 

 「ダンス禁止」「ダンス規制」という文言に集約させて、実際は深夜12時(繁華街は1時(25時))までの規制というのを「踊るの禁止」と、ちょっとずらして警察なり法律なりを批判。そこからは、物量戦で署名を集めて、といった戦い方なのだなー、と結構関心した。問題を単純化するわけだ。

 「風営法」に含めていることを問題視というのも、性風俗の営業は「特殊営業」で実は別の法律なのだ。あえてミスリードを誘うようなやり方か。居酒屋の深夜営業も「風営法」に含まれているわけで、それを問題視というのは、印象操作ということでしかない。

 実態としては、居酒屋と同じようなカテゴリーで規制するのは妥当だろう。酒を出す店なのだから。で、改正案も、酒を出す店というところで、落ち着きそうだ。(ダンスの文言は外す&明るさで規制)

 

 印象操作ということで、いまだと、「在特会」を問題化するのに、「~は殺せ」といった過激な主張をした部分を取り上げて、そこだけを繰り返し言う、というの戦法を取っていたりする。反天連へのカウンターとか、そういった活動もやっているわけだが、そういうところは取り上げない。肝心の「在日特権」についても同様。(通名利用が大した「特権」になるとも思えないが)

 

 まあ、ダンス関連はサヨクの勝利というより、NHKの記事にあるように、「文化」うんぬんというより、経済効果があるというのが実は大きかったのだろう。

 

音響なら、ヤマハ、カワイ(ピアノ)、ローランド、オーディオテクニカコルグJVC、などなど。ソニーでもパナでも何でもあるね。

酒なら、ジムビームを買収したサントリーなり、アサヒ、キリン、サッポロなり。

 

 ま、経済のためなら、いくらかセクシャルな要素が混じるのは許容するということか。結婚率が下がってるくらいなので、むしろダンスと酒で男女が盛り上がるなら、それはそれでいいんじゃないか、といった自民党のおっさん連中の判断もあるのかもね。

 

(逆に、湘南ビーチの海の家「クラブ」規制については、誰も戦わなかった。騒音やゴミの問題が大きすぎたのと、「ガラの悪い若者」という印象が強かったからか)