上流がやりたいわけでもないけど

 今日も面接。どうも、面接官のほうが長くしゃべっていたんじゃないか、とも思うような感じだったが、よかったのかどうなのか。まあ、結果が出るまで待つしかないか。

 

 で、システム開発の仕事の面接だと、

「マネジメントとスペシャリスト、どちらを目指していますか?」

 

というのをだいたい聞かれる。技術的に高度なところを目指すか、人を使う立場になりたいのか、といったところ。

 

 自分は、正直なところ、人に使われるのも、人を使うのもどっちも好きじゃない。なるべく対等な関係というのが良い。

 といっても、仕事においては発注側、受注側とあり、上司部下の指揮命令系統がある。なので、仕事という場面においては、人に使われることも、人を使うことも当然出てくる。そこは割り切っている。

 

 「上流工程」と呼ばれるが、システム開発の場合は、人を使う(マネジメントする)立場で、かつ、対外的に顧客と会ってあれこれするという営業的・コンサル的なところをやる仕事がある。専門用語で言えば、要件定義や基本設計、要件定義の前段階の「超上流」、見積もりなどなど。

 逆に、詳細設計、コーディング(プログラミング)などは、下流ということで、ここの部分が最近は、オフショアやニアショアで、単価(賃金)に安いところにまかせる、ということになってきている。中国、フィリピンなどがオフショア、新潟なり北海道、沖縄などがニアショア。

 

 まあ、上流がやりたいというわけでもないけど、下流についてはニーズがあまりないのだな、というのが何社か受けての印象だ。中国やフィリピンなどの話の後に、

「海外での転勤ってできる?」

みたいに聞かれたり。きっついなあ。

 

 今日面接したところも、対顧客であれこれできる人を求めてる、と感じた。で、そういうのをやりたいという感じで答えたけど、はてさて、結果はどうなることやら。