「人質司法」の終わり? 拘留却下めも

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180429-00000011-jij-soci

「警察が逮捕した容疑者を取り調べるため、身柄拘束の許可を求める検察の「勾留請求」を東京地・簡裁が却下した割合が2017年に12.69%となり、統計が残る1985年以降、初めて1割を超えたことが28日、最高裁への取材で分かった。

 熊本地裁も12.16%に上昇。全国平均でも5%に迫っており、背景には、裁判官の身柄拘束に対する意識の変化があるとみられる。」

本来、逮捕や拘留は証拠隠滅や逃亡を防ぐためのものだが、「人質」としての面もある。例えば強制わいせつ容疑で起訴猶予TOKIO山口メンバーは逮捕されていないが、証拠隠滅も逃亡もないという判断からだろう。
同じ強制わいせつ容疑でも痴漢なら、逃亡や証拠隠滅の恐れがあるというので逮捕は普通にされる。なのでネットで冤罪対策として言われる、名刺を渡して立ち去る、というのは逮捕の必要性を減じさせるということで効果があるのだが、「人質」としての側面から逮捕する、というのはやっぱりあって司法警察はそこを狙っていると。被疑者にショックを与えるのと、身柄拘束によって自白を誘発するのが目的だと。

逮捕後に拘留があるが、そこでむやみやたらに拘留するのは許可されなくなってきた、ということか。

ドイツ電力不足めも

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180427-00055478-gendaibiz-int

「寒い国であるドイツでは、夏よりも冬に電力需要が増える。太陽光の発電施設は多く、普段は太陽が照ると電気が余りがちだが、冬は陽があまり差さないので、ほとんど役に立たない。さらに不都合なことに、冬は凪が多いので風力発電まで止まってしまうことがある。

 厳寒となった今年は電気が足りなくなり、待機していた国外の火力まで総動員されたが、それでも供給はカツカツだった。普段なら周波数の揺れなどすぐに調整できるそうだが、今回はそれどころではなかったらしい。」
メルケル首相は最近さかんに「EUの電力統合」ばかり言っている。早い話が、EU国家間の送電線を強化して、電気のやりとりのパイを増やそうということだ。これからさらに7基の原発を止めれば、電力不足が深刻になるのは想定済みなのだ。」

jcast vs サイゾー(litera)?

https://www.j-cast.com/2018/04/25327064.html?p=all

「ウェブメディア「LITERA(リテラ)」が2018年4月25日、週刊文春が「林芳正文科相性風俗通いを報じる」という誤った記事を配信したとして謝罪し、問題の記事を削除したと発表した。

発表によれば、リテラ編集部は該当の文春記事を確認せずに、上記のような間違った情報を掲載した。記事で「性風俗店」としていたヨガ店についても、「店舗名などの具体的な情報」は入手していなかったという。」

サイゾー(リテラ)と飛ばし記事はいつものこと。あえてJcastが報じるのはなぜ?わからんね。

忘年会は仕事認定(民事訴訟)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180423-00050002-yom-soci

「業務時間外の職場の宴会で起きた従業員同士のトラブルに企業が責任を負うべきかどうかが争われた民事裁判で、東京地裁が企業の使用者責任を認め、賠償を命じる判決を言い渡した。」

「同社側は「業務外の私的な会合で本社に報告がなく、忘年会も禁じていた」と主張したが、今年1月22日の東京地裁判決は、忘年会への参加を店長から促され、本来休みだった従業員を含む全員が参加した経緯を重視。2次会は電車もない時間に始まり、判決は「全員が2次会にも参加せざるを得ず、1、2次会とも仕事の一環だった」と判断した。」

忘年会は仕事認定。

地震保険めも

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180414-00000014-asahi-soci

「17年6月、1階の面積が元の半分ほどの平屋の新居を建てた。残ったのは全壊した自宅の購入費とそのリフォーム費用、新居の建設費の「三重ローン」。地震前に月3万円台だった返済額は11万円超に増えた。30年以上かけて父や夫らと総がかりで返済する計画だ。

 訪問介護事業所で働くが、「いま産休に入ったら収入はさらに減る。子どもを産めない」。」

なんで8人暮らしで親の家のローンも負担しているのかよくわからないが、まあ朝日のお涙ちょうだい式記事だしいいか。で、気になって地震保険ってどうなのかなと検索。


https://zuuonline.com/archives/152563

日本損害保険協会は5月9日に発表した、2016年度に発生した地震災害及び大規模火災にかかる保険金支払状況のデータで、2016年4月14日に発生した平成28年熊本地震の保険金支払額は3700億円を超え、地震による保険金の支払額では阪神淡路大震災を抜き、東日本大震災に次ぐ歴代2位の規模だったことが分かった。 」

「支払件数は24万7000件となっている。」

内閣府の発表によると、熊本地震は161名の犠牲者を出し、8369棟の全壊を含め19万棟に上る建物に被害を与えた。」

3700億、割る、24.7万 =1376518円 137万か。全壊とかもろもろケースによって違うのだろうか。いや、そもそも建物被害19万棟より支払い件数が多い。加入率も30%くらいなので、個別のケースでいくら支払われているのかわからん。

スマートデイズめもー民事再生?破産?

https://news.nifty.com/amp/economy/economyall/12198-015450/

金融庁スルガ銀行へ立ち入り検査を行い、営業やローンの審査に問題がなかったか調べることを検討していて、問題が判明すれば業務改善命令などの行政処分に踏み切る方針です。」

とはいえ融資の借金が棒引きになるわけではないだろうと。
https://mainichi.jp/articles/20180413/ddm/008/020/119000c

「シェアハウス「かぼちゃの馬車」の運営が頓挫し経営破綻した不動産会社のスマートデイズは12日夜、民事再生法の適用申請後初の物件所有者向け説明会を東京都内で開いた。民事再生は「破産を念頭に置いた暫定的な手続きだ」と説明し、将来的な破産手続きへの移行を示唆した。」

https://www.sankeibiz.jp/business/amp/180411/bsd1804110500005-a.htm

「物件所有者の一部が10日、経営破綻した責任の追及が困難になるとして反対活動を始めた。」

「反対活動は、所有者約700人ら債権者の大多数から賛同を集め、民事再生手続きの棄却につなげる狙いだ。」

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3337798.html

「不動産会社「スマートデイズ」によりますと、東京地裁民事再生法の適用を申請し、受理されたということです。負債総額は60億3500万円にのぼります。」

受理されたが、計画が否認?どっちにしろ破産か。
1.スルガ銀行 融資の焦げ付き、というか不良債権化で大変
2.オーナー 借金と物件だけ残る。慣れない不動産業をやるしかない? 物件が割高で買ったものだと。また、オーナーはスマートデイズへの債権者でもある
3.その他の債権者、取引先 大損。案外ここも痛いか。

土地と上物は実際に存在する。ただ、その収益性はスマートデイズの説明していたほど高くはないし、「割高」で、建築会社、販売会社からスマートデイズにキャッシュバックがあったとかいう話も。

1スルガ銀行は金を出したと。与信して融資。
2オーナーが借りて、販売会社に渡す。
3土地の取得と建物の建築をして、オーナーに所有権が移る。
この3で本来の土地、建物の価格に対してマージンを取られていると。ただ、それが「詐欺」ということになるのか? 計画が甘かったから損害が出た、というので損害賠償請求は可能だろうがビジネス上の失敗というだけのことのようにも思う。マージンを取るのが不当かというと、まあ金額や割高によっては不当だろう。でも金は残っていない。

また、1の借金の部分で審査与信が甘かった、書類改ざんとかがあったんじゃないかとも。ただ、いずれにしろ借金がなくなることはないだろう、錯誤無効?いやいや。

4所有権がオーナーに移った物件をスマートデイズが「サブリース」で借り上げ 
5スマートデイズがオーナーに毎月賃料支払い。

4のサブリースで30年保証うんぬんは、守れない契約でした、というだけか。まあ、このへん法律的に問題というのはあるのだろうから、サブリースまわりはそのうち法整備はあるのだろう。

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どうもネットというか世論というか、テレビのコメントなどでもオーナーへの同情は少ない。自業自得、自己責任というのはそうで、リスクをスマートデイズ側が100%負うなんてことは無理があると考えるべきだったと。スマートデイズが破綻というリスクまで考えるべきなのだ。サブリースは、郊外アパートで似たような事例はあるわけだし。

自分も同情はあまりないが、法的に何が出来るのか、何が出来ないのか、そのスピードや有用性はどうなのか、などは今後も注視しなければと思う。

4/18追記
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180418-00010004-biz_shoko-bus_all

「4月18日、東京地裁より民事再生法手続きが棄却され、同日保全管理命令を受けた。保全管理人には監督委員だった清水裕介弁護士(ひいらぎ総合法律事務所、中央区銀座8-9-11、電話03-3573-1578)が選任された。今後、職権により破産手続きに移行する。」

破産法も勉強しなきゃなあ。

2018/5/2追記

https://www.sankei.com/economy/news/180502/ecn1805020038-n1.html

「シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営していた不動産会社スマートデイズ(東京)が経営破綻した問題で、物件所有者の大半に購入資金を融資していたスルガ銀行が、所有者の返済計画などの見直しを進めていることが2日、分かった。

 運営会社の破綻で所有者が賃料収入を得られず返済が行き詰まる恐れがあるため、スルガ銀は計画の変更を提案した。ただ元本の減免には応じない方針だ。」

金利が下がるのならなかなかいいじゃないの。元本まではさすがに応じないにしても、自己破産する人が出れば抵当権実行で結局債権回収できないということになったりで、うーん。

2018/5/12追記

https://mainichi.jp/articles/20180512/ddm/008/020/106000c

「「行員は不正に関与しておらず、むしろ販売側にだまされた被害者だ」。スルガ銀はこれまでこう強弁し、自らの責任を認めてこなかった。しかし行員を対象にした聞き取り調査の結果、それを覆さざるを得ない情勢だ。

 スルガ銀行員の関与はこれまでも疑惑が持たれていた。同行から多額の融資を受けてシェアハウスを購入し、返済不能に陥った所有者の弁護団は、かぼちゃの馬車運営会社のスマートデイズスルガ銀行員が結託して不正融資を拡大したと主張。」

不正融資って、そんな言葉あるのか? とはいえ融資契約自体は有効で、債務整理に応じるかどうかというとこか。どうも、銀行に対する「甘え」が感じられる主張というか、まあそこもいつもの左翼のパターナリズムか。

ワインめもーURL

正常石井で2000円くらい。角がキツかったが、コメントのように1時間くらい経つと角が取れたか。
ただ、酸味と後がきつくはない渋み、若干スパイシーなブーケ?に対して、後味というか味わいとしてはちょっと水っぽい。軽いのだけど度数は高いから飲みづらい、かといってドライな味わいで苦みも少し目立つ。
もはや何言ってるのかわからないが、まあイマイチ。チリの800円くらいのワインに負けるだろう、とりあえずブルゴーニュということで買ってみたが失敗?あるいは、こっちの舌の問題。
追記 冷やすと案外いけた。

https://vinica.me/Jean-Bouchard-Bourgogne-Pinot-Noir-w23555

ハーフボトルが600円。シャトームートンロスチャイルドの庶民向けライン?ブランドワイン?だとか、どんなブドウ使ってるかも謎だがボルドーらしい。
甘みを感じたのと、前日飲んだブルゴーニュより重い印象。度数はそんな変わらないのにね。バランス取れて美味しい。まあでもチリのほうがコスパはいいのか?
https://vinica.me/Agneau-Rouge-w507

普通に美味しい、スパイシーで甘み渋みバランス良いという印象。
ボルドーと比べると、明らかに渋みは控えめ。甘さも強く、「ブラックベリーやカシス」とパッケージにあるのはそうだなと。「チェリーやラズベリー」のボルドーは甘さが後からくる? こういう表現は難しい。
https://vinica.me/Cono-Sur-Bicicleta-Syrah-w2947

https://wine-good.jp/wine-by-country/recommended-italian-wine/

シャブリ サントリーの輸入で取り扱いは多いのか。ハーフで1600円くらい。
https://vinica.me/William-F%C3%A8vre-Chablis-w336

アニョーの白。ハーフ600円くらい。
シャブリと飲み比べたが、雑味というか苦みが少し気になった。でも基本的な味は同じかなとも思った。まあ、白はみんなシャルドネだからか? わからん。こっちでも充分美味しい。
https://vinica.me/Agneau-Blanc-w745