ワセブンのセクハラ事件まわり雑感(主にリンク集)
教え子にセクハラ、早稲田大と元教授に60万円賠償命令 東京地裁(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
「東京地裁は6日、渡部氏と早大に計約60万円の支払いを命じる判決を言い渡した。中村心裁判長は、指導教官だった渡部氏が女性の卒業後の進路に関する会話の中で「俺の女にしてやる」と発言したことがセクハラに当たると認定」
「渡部氏は17年4月に深沢さんと2人で食事をし「卒業したら俺の女にしてやる」と発言した。深沢さんは別の教授に相談したが「あなたに隙(すき)があった」などと言われ、18年3月に自主退学」
実を言うと、19年ごろに話題になったときはあまり興味なし。しかし、2017/4に「俺の女に」で、自主退学が2018/3ってのはだいぶ間がある。その間に指導教官が変わったのだったか。
これは別の京大教授の件
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>文芸・ジャーナリズム論系のハラスメントに対する非常勤講師手記 まとめ
など、これは横の事件。
早稲田大の学生誌「蒼生」訴訟/背景にセクハラ教授解雇問題/学生・教員巻き込み禍根/ハラスメント撲滅を:中日新聞Web
>早稲田大(東京都)の学生が講義の一環で編集した文芸誌への寄稿を巡り、筆者で作家の笙野頼子氏が、同大の教員二人に名誉毀損で訴えられた。
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https://twitter.com/y_kurihara/status/1643891154260496385/retweets/with_comments
[
といったもの。
[わたしが渡部からセクハラ受けたときよりも、 わたしが相談した教員から二次加害うけたときよりも、 わたしが、教員たちの実名リストをTwitterにあげた今の方が、 みんな大慌てでよく喋っている、という現実。]
といのはちょっと興味深いが、
この場外乱闘と言う感じ
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>
皆さん忘れがちでいらっしゃるけど、川上未映子と早稲田大学はなんの関係も無い。ユリイカ投稿者の彼女を無理やりミス早稲田文学扱いして同誌をグラビュア雑誌化し、キャンパス内を闊歩させ、デビューとほぼ同時に第1回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞に推したのは、渡部直己と市川真人の師弟。
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https://realkyoto.jp/article/fukushima_bundan/
といったブログ。これは古いもの。
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「被害女性にも隙がある」と早稲田大学がセクハラ教授に寛大な処分 - 孤立無援のブログ
これも古いブログ
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早稲田文学増刊 女性号について:文化:教育×WASEDA ONLINE
>
1891年坪内逍遥によって創刊、以来休復刊を繰り返しながら刊行を続けてきた文芸誌「早稲田文学」では2017年9月、増刊「女性号」を刊行した。
82名が参加した全556ページの一冊は、その厚みと重さから、手にした読者に「宝箱」とも、「鈍器」とも称された。
この「女性号」について、担当編集による紹介と、刊行からその後におよぶささやかな顛末記を試みる。
何と言ってもこの号の特徴は、参加者82名全員が女性であること。文学史に名を残す女性作家から気鋭の若手まで、国内外、100年以上にわたる女性たちの言葉がこの一冊に集っている。
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これもまあ、編集の人が裁判まわりというか、まあね。
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伊藤弘了@hitoh21
レナ沢さん、学年的には後輩なのだけれど、僕が必修のイタリア語で最履修になったときのクラスにいました。授業を聴かずに最前列で『ジャンプ』を読んでいた姿が印象に残っています。いまは早稲田の大学院で渡部直己や佐々木敦らを巻き込みつつ、存在感を放っているようです。
佐々木敦@sasakiatsushi
早稲田「出版文化論」のタメ口TA(笑)として一部の学生にインパクトを残したレナ沢さんこと深沢レナの初詩集
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とかいったスレッド。レス。まあ、時間があれば読めばいいのだが。
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https://twitter.com/hydropunk_2019
なんか「被害者」界隈はつながるとか
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セカンドレイプやめて下さい。 https://t.co/0TVaVj0W2K
— f the minion🍌 (@francesco3) 2023年4月13日
果たして、「被害者」はレイプをされたのか。されていない。されたのはセクハラ。
そして、伊藤氏はレイプの「加害者」を擁護した(=セカンドレイプ)をしたのか? していない。2段飛びというか、
1.加害者がレイプ 擁護者が擁護 = セカンドレイプ
2.加害者がセクハラ 擁護者が擁護 = セカンドセクハラ?
3.加害者がセクハラに対して擁護(疑惑)=セカンドセクハラ疑惑
4.加害者がセクハラに対して擁護(疑惑)=セカンドセクハラ疑惑 という人に対する擁護(助太刀)
というので、「被害者」←「セクハラ者」←「擁護者(セカンドセクハラ)」&「擁護疑惑」←疑惑者への更に擁護=伊藤氏
なのでーーーーーーーーー説明がめんどいw
出生数80万人まわりメモ~どうしても大学無償化を混ぜたい勢力
2022年の出生数、初の80万人割れ 想定より10年早く…「賃金が低いから無理」:東京新聞 TOKYO Web
>婚姻数は3年ぶりに前年を上回ったが、新型コロナウイルス禍で20〜21年は急減しており、今回の出生数減に影響した可能性がある。
というのが本来の問題だけど、あまり触れづらいと。
>速報値では、昨年1年間の死亡数が過去最多の158万2033人、死亡数から出生数を引いた人口の自然減が78万2305人で過去最大の減少幅になった。
という現状
>専門家は婚姻数の減少に加え、結婚した人が子どもを産まなくなってきていることを要因に挙げ、経済的理由による出産意欲の低下が背景にあると分析。賃上げなどとともに、子どもにかかる教育費の負担軽減が重要だと指摘する。
>日本総研の藤波匠氏は「15年までは非婚化が進む一方で、結婚した人は子を産むことが多かった。16年以降は結婚した人も子を産まなくなってきている」と分析する。
ここまでは分析
>根本的な打開策は経済成長と賃金上昇としつつ、大学無償化や返済の必要がない奨学金の拡充など、高等教育の負担軽減の重要性に言及
いや、まずは「非婚化」の対策だろうーーと思うものの、あまり政治や行政がやれることではないか。
>(政府などの)調査では、教育費がかかるから産めない、1人にとどめるとの答えが最も多い。教育費ゼロの方が効果が大きい」と主張する。
これはデマというか、わざと「子育て」を切ってるような。ざっと検索して出た内閣府の調査が下記。
理想の子ども数を持たない理由: 子ども・子育て本部 - 内閣府
>「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」が約6割と圧倒的に高く、若年層ほど割合も高い
つまり、食費や住居費を含めて「子育てにお金がかかる」というのに、「教育費」だけが原因かのように強調している。「教育費」はまあ確かに私立大だと500万円とかかかるのはそうだけど、むしろ生活費も+500万かかるというあたりが大変だと。
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あとは、どうもこの記事にも関係するか。
出生数の稼ぎ頭=地方の非エリート非正規女子をほぼ無視…少子化対策で東京の高学歴女子ばかり利する愚(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
>「日本政府は多くの女性支援策を提供し少子化対策をしているが、その対象は東京を含む都市圏で働く四大卒のホワイトカラーの女性向けに偏っている。“出生数の稼ぎ頭”である地方在住の女性、例えば非大卒・非正規を中心としたエッセンシャルワーク職などの女性支援をもっと手厚くするべきだ」という
なんか、四大卒ホワイトカラーに偏ってるのが東京新聞の記事なのよね。
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/jrireview/pdf/13940.pdf
「子育てや教育」なのだけど、「教育」に偏らせると。
あとは、
>押し下げ幅としては、人口要因を下回るものの、2015年には2万人程度の押し上げ要因であったものが、
2020年には▲7,000人の押し下げ要因となっており、そのプラスからマイナスへの変化が出生数の減少に
与えた影響は小さくなかった。
などなど。まあ「非婚化」をどうこうってのはなかなか難しいか。
**
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/researchfocus/pdf/13279.pdf
ツッコミ入れると、「抜本から見直す」必要はなくて、これまでの対策プラスでいい。非婚化に対する対策はやらないと。で、プラスで「出生意欲の低下」をなんとかすると。
まあ、個人的には「大学無償化」よりも、「給食無償化」のほうが効果は大きいんじゃないかと思う。ついでに野菜とか米とか現物支給してやれば、あとは住宅があるが、だいぶ良いような。
東京の人口動態とオフィス空室率、港区メモ(2023/1時点)
東京都の転入超過、3年ぶり拡大 22年3.8万人: 日本経済新聞
>転入者が転出者を上回る「転入超過」は東京都は3万8023人と21年よりも3万2590人増え、3年ぶりに拡大
>社会増の規模で21年に1位だった東京都は4位に下がったが、抜いたのは神奈川県と埼玉県、千葉県。東京を脱出した人の多くは首都圏の3県内にとどまっているようだ。
まあつまり、テレワークで言われた「地方移住」はあまり進まず、
「もう限界」移住失敗した男性の後悔 限界集落で起きた「うわさ話」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
>地域おこし協力隊員だった男性(34)が「YouTube」に投稿した動画が300万回超再生されている。
というニュースもちょっと話題になったところ。
たぶん、コロナを通じて起こったのは郊外への人口移転、つまり、東京23区から神奈川県とか埼玉県とか、そういう動きはいくらかありつつも、地域をまたいだ移住は例外的な動きだと。まあ、テレワークも減ってきているし。
>
- 都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施率は54.1%。9月の前回調査(51.9%)に比べて2.2ポイント増加。
- テレワークを実施した社員の割合は42.8%と、前回(42.9%)に比べて、0.1ポイント減少。
- テレワークの実施回数は、週3日以上の実施が44.5%と、前回(48.4%)に比べて、3.9ポイント減少。
というので、テレワーク実施率は増えた。が、実施人数は横ばい、回数が減っていると。つまり、フルテレワーク(フルリモート)からハイブリッド(半分出社)、そこからフル出社になるところもあるが、東京全体ではリモートも残っていると。
***
東京の人口は減らない。
しかし問題はあって、
>東京はオフィスビルの大量供給で需給バランスが崩れかねない「2023年問題」に直面している。不動産大手が港区や中央区などで相次ぎ超高層ビルを建設する計画で、空室率の上昇圧力は強まっている。
>23年に330メートルと日本一の高さを誇る超高層ビルを中心とした「麻布台ヒルズ」(東京・港)が完成。虎ノ門ヒルズ駅直結の「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(同)も開業する予定
という「2023年問題」というのがあるとか。
不動産「活況」の死角 迫るビル大量供給、変調の兆しは: 日本経済新聞
>一方でコロナ禍を機に、大企業では在宅勤務やリモートワークが急速に定着。NTTのように国内のどこでも自由に居住して勤務できる制度を導入する企業も出始めた。「オフィス不要論」は行き過ぎだとしても、大量供給に見合うだけの需要の伸びは見込みにくい。
まあ、リモートワークになれば、オフィスの席はいらないと。坪単価2万として、なんだかんだ1人3,4坪プラスアルファで10万くらいかかると。交通費も入れたらもっとか。
>相対的に苦戦するのが品川駅周辺だ。数年前までは新幹線で出張に行きやすい地域として、製造業やIT(情報技術)関連など幅広い企業の人気を集めた。ただ、感染症問題で在宅勤務が広がると、一転してオフィス戦略の見直しで企業の解約や縮小が出やすいエリアと
とかなんとか。
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都心のオフィス空室率、12月6.47% 4カ月ぶり上昇: 日本経済新聞
>オフィスビル仲介大手の三鬼商事(東京・中央)が12日発表した2022年12月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の平均空室率は6.47%と、前月に比べて0.09ポイント上昇した。
地区別はなかなか衝撃的で、千代田区=丸の内はOK、渋谷区もかなり好調。
対して、中央区=八重洲、日本橋、港区=新橋、品川、六本木 は不調。
>新築ビルの12月時点の空室率は28.56%、前月比0.09ポイント下げました。12月は竣工1年未満のビルに成約が進んだため、同空室率が低下しました。既存ビルの12月時点の空室率は6.21%、前月比0.11ポイント上げました。
空室率の変化より、賃料の変化のほうが衝撃的か。
つまり、渋谷区や千代田区、中央区は横ばい(2.1万/坪)なのに対して、新宿区は微減、港区は1年前から5%減ってところ。
しかし、渋谷の賃料ってこんな高いのか、というのが驚きのところでもある。3年前は千代田区を上回っていたと。
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「港区」は国際新都心めざす 森ビルなど開発一段と: 日本経済新聞
>山手線の南東側、東京タワー周辺をオフィスや住宅の新たな集積地にすることで、国際都市として東京の競争力を高める。
>港区の特徴について、明治大学の市川宏雄名誉教授は「総合力の高い街だ」と指摘する。オフィスに強い千代田区や銀座など商業の印象がある中央区と比べ、港区はオフィスや住宅、商業、エンターテインメントなど幅広い分野に強みを持つと評価する。
>住宅価格の高騰で、その街に一般の市民より国内外の富裕層が集まる構図が生まれる。こうした状況が港区で強まっていることについて、明治大の市川氏は「東京の国際化がようやく進んできた証左と言える」と指摘する。東京に先駆けてニューヨークやロンドン、パリは都市部に世界の富裕層が多く住む街になっている。東京でも港区を中心に世界の流れが及び始めたようだ。
ほーん、という感じ。
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ちょっと前だけどこういうのもあったか
https://www.fsa.go.jp/policy/financialcenter/index.html
>政府は、世界に開かれた国際金融センターとしての日本の地位を確立することを目指しています。日本の金融資本市場の魅力を向上させることで、海外の資産運用業者等の参入を促し、アジア、世界における国際金融センターとしての機能を高めていきます。
令和2年12月8日には、「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」を閣議決定し、その中の施策の一つとして、「世界に開かれた国際金融センターの実現」が盛り込まれており、諸施策にオールジャパンで取り組んでいます。
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というのでいくつか言えるが、
・東京圏全体では人が集まってきている、増えている。地方移住は例外的動き
・ただ、都心から郊外(神奈川とか)への流れというのはある、テレワークは普及しているので、郊外で広い家に住んで出社は週2とかに
・そのため、オフィス空室率は高止まりしている。テレワークは定着したと言える
ここまでは、わりと確度が高い考えだと思う。ここからは憶測というかメモで
・渋谷区オフィス人気が高いのは、アクセスの良さ+遊ぶ場の良さ
・品川駅、六本木駅とか、意外とアクセスが良くないので地盤沈下か
・森ビルは、丸の内に代わって「ビジネスシティ」として港区を推すが、職住接近できるところは勝ちだろう。けど、一般労働者にとっては虎の門とかそんなアクセス良い場所でもないと。なので、麻布台もどうかな。逆に六本木が地盤沈下することになるかなとも
・まあ、オフィス空室率が高止まりの港区が「世界の富裕層」が集まる「国際金融都市」として躍進していくかというと、そこそここの先も続く。ただ、街の活気はあまりない感じかもね。いや、どうなるか。
・このあたり、麻布台+虎ノ門あたりの成否がわかる来年あたりにまた見てみるか
(話題にほぼ出なかったが、お台場のあたりも「港区」なのだが、オフィス街としてはもう微妙だと)
**追記
【2022年2月末時点】東京主要7区 オフィスビル空室率・平均募集賃料調査|三菱地所リアル 賃貸オフィス検索サイト
>晴海エリアの大型オフィスビル群である晴海トリトンスクエアオフィスタワー4棟(W棟、X棟、Y棟、Z棟)は、大型テナント退去後のリーシングに苦戦しており、合計で約1万3千坪を募集している状況です。
これオリンピックの大会委員会とかが入居してたやつかも? 今はどうなってるのだか
秋田人口めも202301
日本全体が人口減ではあるが、-0.5%程度なのに対して秋田は-1.5%程度。
2025には90万割るか?
秋田に戻って就職を 帰省した人対象に県内企業が相談会 |NHK 秋田県のニュース
>また、県内の先月の有効求人倍率は、働く場所ごとに集計した就業地別で1.68倍と、統計を取り始めてから最も高く、人手不足の状況が続いています。
“共存”選んだ漁業者たち 生業先細りで「時代の流れ」 | 毎日新聞
>県魚の「ハタハタ」でも知られる秋田県内の漁業生産量は、1975年の3万4000トンをピークに下降線をたどる。2021年は同5700トン(速報値)と約8割も減少。漁業就業者数も75年の約4500人から18年は770人に約8割減り、担い手不足が深刻だ。現在の主力は60~70代と高齢化も進む。
> 「水揚げ量は減って、魚の単価も頭打ち。魚がとれなくなる心配はあるけども、このままずるずる行くよりは、風車が建って、補助金をもらいながら漁をする方がプラス。
>本プロジェクトは、秋田港に4.2MW(メガワット)風車を13基、能代港に同風車を20基設置し、合計で約140MWの着床式洋上風力発電所及び陸上送変電設備を建設・運転・保守するもので、完工後20年間に亘り発電電力の全量を東北電力ネットワーク株式会社に売電します
140MWというと、140,000kW、14万kWで、原発1基100万kWと比べてまあまあ。
今、1kWh=27円とか。14万kW*24*365=122,640万kWh*27=3,311,280万、33,112,800,000円?年間330億円にもなる?
ただ「総事業費1000億円」とかなので、イニシャルでだいぶかかっていると。まあ、このへんの計算はあまり専門じゃないので、てきとうなのだけど、漁やるより良いのか。
ポスコロめも
先住民族が滅びる民というなら、先に滅びるのはきっと私たち | Meiji.net(メイジネット)明治大学 | 国際 - Meiji.net(メイジネット)明治大学
>ポストコロニアル理論(ポストコロニアルりろん、英: Postcolonialism、ポストコロニアリズム、ポストコロニアル批評ともよばれる)は、狭義には文芸批評の理論である。植民地主義や帝国主義に関わる文化、歴史などを広範囲に取り扱い、批評、評論していくが、多岐にわたる方法論や問題意識の集合体であり、一つの運動ではない。略称はポスコロ
**
もとの記事は
> このようなライフスタイルは人類にとってスタンダードではないし永遠でもないことは、都市文明の歴史が物語っています。この暮らしを支えるエネルギーや物質の流れに破綻が生じる災害や異変に直面したとき、普段忘れてみないでいることを私たちは痛感します。つまりどんな無理を誰に強要してこの豊かさが保たれているのか、それがどんなに危ういものか。だからこそ、いまサステナビリティへの関心が高まっているのでしょう。
というので、「都市文明」を「相対化」するような感じ
うーん、ポスコロの視点ね。問題があるとすれば、たとえばコロナワクチンとか医療とか、やっぱり「都市文明」のもので、というところか。まあ、あまり興味がないところだが。
K-POP世代が日韓相互理解の架け橋になる | Meiji.net(メイジネット)明治大学 | 国際 - Meiji.net(メイジネット)明治大学
こういうのも。中身は読んでない。
左派の歴史認識も怪しいのかな~関東大震災朝鮮人虐殺否定論の否定のインフレ?
国連人権高等弁務官事務所のわずか3ページの報告書の原典に当たればすぐに分かることですが、3404人はドンバスにおける2014-21年の民間人の死者です。同事務局はこれが民族浄化の結果などという結論は出していません。https://t.co/529Ji52JRy
— 東野篤子 Atsuko Higashino (@AtsukoHigashino) 2022年11月6日
https://twitter.com/wakamatsutaku/status/1589044029689597952
「我々は関東大震災朝鮮人虐殺で6000人民族浄化してますが」
と、東野篤子は学者で、引用RTの人は一般人かな。なんか極端なこと言ってて厳しいなと。
**2022年10月28日 のニュース
東京都が朝鮮人虐殺題材の映像作品を上映禁止…作者「検閲だ」と批判 都職員が小池知事に忖度? :東京新聞 TOKYO Web
>東京都の人権プラザ(港区)で開催している美術作家飯山由貴さんの企画展で、都人権部が関東大震災時の朝鮮人虐殺に触れた映像作品に難色を示し、上映を禁じていたことが分かった。
>都人権部は28日、上映禁止の理由を「精神障害者の人権という(企画展の)趣旨に沿わなかった」と
>志田陽子・武蔵野美術大教授(憲法・芸術関連法)の話 判例によれば、検閲は、民間人が自発的に行おうとする表現活動を、行政権力が審査・禁止することを指す。今回は東京都の関連事業で、法的には検閲と言えない
といったニュースがあったが、まあ都の施設ではなく自分で場所借りて展示できるなら「検閲」にはならない。「趣旨と違う」という都の主張が妥当かどうか、まあ作品見てないしよくわからないが、気になったポイントは記事のここ。
>飯山さんは「この問題は小池知事でなければ起きなかったのではないか。追悼文を送らない態度は歴史の否定、差別の扇動だと考える」と指摘。
追悼文を止めたことについて、
>「東京で起こった大きな災害と、それに続くさまざまな事情で不幸にも亡くなられた方の例があり、その全ての方々に哀悼の意を表することで私自身は対応してきた」と述べた。
というのが都知事。つまり、関東大震災の死者(10万人)と、その後の朝鮮人虐殺(数百~数千人)と、合わせて追悼すると。別建てではなく。
そこについて「アーティスト」氏は
>追悼文を送らない態度は歴史の否定、差別の扇動だと考える」と指摘。
1.歴史の否定
これはまあわからなくもない。別建てにするのではなく、一緒にすることで曖昧になってしまうと。ただ、別に小池知事も全否定しているわけでもなく、つまり、否定論にまでは立っていない。
2.差別の扇動
これは飛躍だろう。追悼文を送らない、ということが「扇動」になるのか?
ただ、この人の考え方をトレースしてみるならば、哀悼の意を示すという態度を示すのが正しくあるべき姿だが、それをしないというのは非正義=悪、そして、その真意は~ みたいな感じか。
まあ踏み絵的というか、下衆の勘繰り的な、都知事の意図を憶測して、なんだか陰謀論の域に達している感じか。
好意的に解釈するなら、都知事の意図というのは特になくて、特別視するのをやめて知事の業務負荷を減らすためーーと言う感じかな。悪意的に解釈するなら、まあ「歴史の否定」で、ただ、そこから「差別の扇動」ってのはやっぱり飛躍がある。
**
というのが10月のニュースについてだが、こういう本もあると。
九月、東京の路上で|ころからの本|赤羽の小さな出版社 ころから
まあ、2010年代のヘイトスピーチと、関東大震災のを重ねて、というような感じの意図だと。
それはいいのだけど、問題はタイトルの「ジェノサイド」ということ。民族虐殺という意味だが、いやいや、一部軍や警察による殺害もあったにしろ(亀戸事件とか)、基本的には自警団による殺害というのが関東大震災朝鮮人虐殺の中核だと。まあつまり、飛躍があるわけだ。
**
最初のツイートに戻って、
「我々は関東大震災朝鮮人虐殺で6000人民族浄化してますが」
と、「民族浄化」と強い言葉になってきていて、うーん、まあ実際に起こったことから飛躍しているというか、どんどん言葉のインフレが起きていく感じ。
1.デマが流れた(流した)
2.自警団による私刑が発生した
このあたりをちゃんと押さえておかないと、「ジェノサイド」とか「民族浄化」というと、当然ナチスによるユダヤ人600万人殺害のイメージが強いわけだが、そこと結びつけようという意図が左派にはある感じ。
つまり、日本(人)による「加害」を強調するため、他のものと結びつけていくと。
**
ネトウヨとは何だったか、というのは考えるべき問題かなとも思うが、1つのラインは反自虐史観だと。
そのちょっと妄想が入ったところで、関東大震災の朝鮮人虐殺否定論が出てきたというのはそうなのだろう。
ただ、カウンターというか、対抗してというか、左派が加害を強調し過ぎるというのがあって、そのインフレもどうなのだろう、というのがある。あとは、「我々は民族浄化してますが~」とか、これはこれで歴史認識として危ういというか、誇張して言っているのか、本当にそう思っているのか、怪しい。
左翼と右翼で知性にそんな差がないとするなら、右に陰謀論があるなら、左にも陰謀論はある。否定論も陰謀論のひとつで終わりなのだが、「我々は民族浄化を」ってのもそれはそれで歴史を歪曲している。
なんかちゃんと事実を知りたいんだけどね。事実をベースに話し合いたい。なのだけど、そのあたりも含めて虚実入り混じるのが現代ってところなのかしら。
図書館騒動メモ~どっかで考えをまとめたい
・自分自身は図書館は利用するが、あくまでも「無料貸本屋」って感じ
・なんか新図書館ができて、宣伝に対して「図書館クラスタ」が批判、という構図
・とりあえず根本彰という方が図書館の「天皇」とか図書館の「神様」とか言われてるというのはどっかで
・クズねえ
・洞窟ぽいのがいいとか
・おしゃれさ不要
・悪夢とのこと
・歓迎意見も
・これはまあ言えるか
・当てこすり系
・冷静な感じ?
・わりと賛同派
・もうちょいデザイン重視とか
・図書館保守派
・擁護派
・批判派2つ
・図書館のありかた、うんぬん
・「古い」のが良い人
****
まあまとめると、
・古書好きなんかは批判的
・ビジネス寄りの人なんかは好意的
・子育て世帯もわりと好意的かな
紫外線まわりの指摘、あと電気代。
人間にとって居心地が良い、景観の良い場所
vs
書籍の保存にとって理想的な場所
というので、だいぶ対立関係があると。「本当の図書館」というのも、まあなんか人によって図書館の在り方がどうあるべきか、みたいなの違うので主張はバラバラ。
個人的には、図書館周りはあまり言及しないほうが安全だな、と感じた。めんどくさい人が多い。